奈良県王寺町で開業しています。
特定行政書士&申請取次行政書士&AFPの若林かずみです。
中小企業を支援する補助金は
コロナ禍の現在、とても沢山の種類があります。
経済産業省のHPを見ていただければ、
「持続化補助金」「IT補助金」「ものづくり補助金」……と
色々な補助金があることが分かります。
補助金は、ある意味、天からお金が降ってきたみたいなものですので、
一度、補助金の恩恵を受けると、
「もしかして、これも、もらえるかな?」
と、補助金リピーターとなる企業があります。
ただ、本当に補助が必要な企業なのか…
中小企業を支援する複数の補助金について
財務省の有識者会議「財政制度等審議会」が問題視。
「制度の抜本的な見直しが必要」としました(2021年11月1日)。
来年度の予算編成の中で、補助金を所管する経済産業省に改善を求める方針とのことです。
財務省が指摘したのは、「事業再構築補助金」と「ものづくり補助金」の2つ。
まず、「事業再構築補助金」
これは、新型コロナの影響を受けた中小企業の事業転換を支援する補助金です。
「補助金依存や適正な市場競争の阻害が懸念される」
「真に必要な企業に支援が行き渡る見直しが必要」と指摘しました。
次に「ものづくり補助金」
これは、ものづくりやサービスの新事業を創出するために、革新的な設備投資やサービスの開発、試作品の開発などを支援する補助金です。
この補助金は、直近3年のリピーターが15%となっており、
補助金獲得後、当該企業がどこまで生産性を上げたのかも不透明なところもあります。
今年度は、補助金の種類や採択率も大きく変化しないと思いますが、
来年度の予算編成がどうなるかによって、
今後、中小企業への補助金の行方が変わっていくと思います。
補助金のことは、お気軽に行政書士にご相談下さい。
特定行政書士、申請取次行政書士(immigration lawyer)
AFP、法務博士、コスモス成年後見サポートセンター会員
若林かずみ(wakabayashi kazumi)
和(yawaragi)行政書士事務所
http://kazumi-wakabayashi-nara.com/
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